インフルエンザの予防、注意点
寒さと乾燥する日が続いています。ウィルスにとっては活動しやすい環境で、インフルエンザ症状の患者さんは増加しています。
ワクチンを接種していると、インフルエンザウィルスに感染していても熱が出なかったり、軽い風邪症状で済むことがあります。インフルエンザは感染して1~3日してから症状が出ます、辛い症状が1~3日続き、徐々に治まり、10日前後で治癒します。感染が分かったら、周りにうつさないことと、ゆっくり休養をとることを心がけてください。
予防に効果的と言われていることがいくつかありますので、ご参考になさってください。
①手洗い、うがい
指や爪の間、手首までしっかりと石けんを使用して洗いましょう。爪は短く切きりましょう。うがいは喉の奥までガラガラうがいを3回は行いましょう。
②環境
室温は20℃前後、湿度は50~60%に保ちましょう。
③食事、睡眠
1日3色をバランスよく、規則正しく摂るように心がけましょう。十分な睡眠でその日の疲れを取りましょう。
④運動、ストレス、服装
適度な運動で体力増進を、室内で出来る運動でも十分です、無理のない範囲で続けましょう。暖房や食事の影響で暑さを感じる時もあります。脱ぎ着のしやすい服装で、体温調節をしましょう。
マスクの着用も有効ですが、完全に予防できるわけではありません。鼻、のどの乾燥を防ぐ点でもご使用ください。。外すときはゴムの部分を持って外し、使い捨てを守ってご使用ください。
薬を服用し、すぐに熱が下がる場合がありますが、熱が下がっても感染力はありますので、解熱してから2日(乳幼児は3日)は外出はしないようにしましょう。
また、インフルエンザはA、B、C型とありますので、4月頃までに何度かかかる方もおられます。一度かかったからと思わずに予防は続けるようにして下さい。
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