熱中症とエアコンについて

今年の夏は台風の影響もあり、急激に気温が上がったり、湿度が高かったりととても過ごしづらい陽気が続き、熱中症のニュースを耳にすることが多いですね。
熱中症と言っても症状は一様ではありません。症状の程度によって、分類わけされています。

I類…熱失神・熱けいれん…めまい、立ちくらみ、あくび、大量の発汗、こむら返り、手足のしびれ
対処方法 現場での対応が可能 冷所で安静に過ごす。経口補水液を摂取する。5段階の困る表情のイラスト(男性)

Ⅱ類…熱疲労…頭痛、嘔吐、倦怠感、集中力の低下
対処方法 医療機関を受診 体温管理、安静、経口補水液の摂取(経口が無理なら点滴)

Ⅲ類…熱射病…意識障害、全身のけいれん、高体温、肝機能障害
対処方法 入院、集中治療 体温管理(体表、体内冷却)、呼吸、循環管理  

総務省消防庁の集計によりますと熱中症の起こる環境は約45%は住居内だそうです。そして、患者さんの半数以上は高齢の方だそうです。
高齢の方は発汗が少なく、体温が下がりづらいです。また身体の渇きに気づきづらく、水分摂取量も少ないです。エアコンを使うのを嫌がる方も多いのですが、上手に使っていただき、熱中症を予防しましょう。

環境省の推奨する室温は28℃です。冷え過ぎや節電の為、高めに設定している方も多いかと思います。
同じ設定温度でも日差しを遮ったり、扇風機と併用して空気の循環を良くしたりすると体感温度もかなり変わってきます。
夜間はつけないという方や、タイマーを1時間ほどかけてお休みの方も多いと思いますが、数時間後に暑さで起きてしまう場合もあるかと思います。その際は4時間ほどのタイマーにすると良いそうです。
夜間はつけたままの方は冷風が直に当たらないようにしたり、喉が弱い方はマスクをするようにしてください。節電のイラスト「エアコンの温度調節」

もうしばらく蒸し暑い日が続くようですので、エアコンをうまく使って快適に過ごしましょう、そして秋冬に向けて体力をつけて寒さにも備えましょう。

 

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